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起立性調節障害夜眠れない、朝起きれないとき...(不眠・睡眠障害)

寝付けなくても、就寝時間は出来るだけ同じ時間にする

 起立性調節障害のお子さんは朝起きが苦手なことが多いです。そんなお子さんにとって朝起きる時間を一定にするということはかなり難しいです。しかし、床に入る時間に関しては自分の意志でどうにか調整できます。
 床に入った後で30分経っても1時間経っても中々寝付けないようでしたら、そこからまた起き出しても構いません。大切なのは同じ時間に就寝体制に一旦入ることです。それを習慣付けましょう。
 寝付けないのが分かっているにもかかわらず布団に入るということを、お子さんが嫌がることもあると思います。そこは上手く時間をかけて説得するのがいいと思います。

 生活のリズムを一定に保つのは病気の回復を早めるためにはとても重要なことです。特に睡眠のリズムを整えることは重要になります。



昼夜逆転になってしまった場合

 夜、中々寝付けず、次第に寝付くのが明け方になってしまった。そんな睡眠のサイクルに入り、昼夜逆転になってしまうことがあります。

 夜中起きていて昼間眠る。逆転してしまったサイクルを無理矢理元のサイクルに直そうとして日中眠いのを我慢して頑張って夜まで起きている、ということをするお子さんがいらっしゃいます。これは身体に大きな負担を与えてしまい、ほとんどの場合は体調を崩し元の昼夜逆転のサイクルに戻ってしまいます。
 体調を整えるには睡眠を取ることは非常に大切です。その睡眠を削って表面的に戻そうとしても中々上手くいきません。かえってだるさや腹痛、頭痛、ふらつきなどの症状が出てきてしまいます。

 本来、人間の身体は夜寝て昼間起きて活動するというふうに出来ています。しっかり身体を休めて自律神経の働きを正しい方向に戻していけばまた自然に夜になれば眠くなるようになります。まずは眠いときには眠る。これが回復への近道です。



睡眠時間が長すぎるのでは...

 起立性調節障害のお子さんは非常に長い時間寝る傾向にあります。12時間以上睡眠を取ることも珍しくありません。あまり眠るので寝過ぎではないかと心配になる親御さんもいらっしゃいます。
 しかし、長く眠るにはちゃんと理由があります。自律神経がうまく働いていない為に血液をはじめとした身体の様々な循環がスムーズでありません。その為睡眠を取ることで身体を回復させるには通常よりも時間がかかります。そしてその分睡眠時間も長くなるのです。端的に言うと、必要だから寝ているのです。
 お子さんの身体が欲っするだけ睡眠を取るということは、身体を回復させる上で非常に重要なことなのです。



就寝時はスマホやゲームは厳禁

 スマホやゲームを見たりやったりしていると、脳が興奮して眠気を妨げてしまい、余計に寝付けなくなってしまいます。
 就寝時、または夜中はスマホやゲームは手の届かないところか、できれば寝室に入れないようにしましょう。夜寝付けずに手持無沙汰になると、どうしてもスマホやゲームに手を伸ばしたくなります。そんな時に手の届くところにあると、どうしても手に取ってしまいます。

 人の意志は非常に弱いものです。特に体調の優れない時は意志の力は弱くなります。ですから出来れば親御さんが預かるというのが理想と思います。しかし、無理矢理はよくありません。お子さんと話し合ってお子さんが納得の上で預かるようにして下さい。

 では、寝付けない時は何をすればよいか。一番良いのは一度読んだことのある本や漫画、雑誌が丁度良いと思います。あまりワクワクするような内容の本だったり初めての本は頭が冴えてしまう恐れがありますので、避けましょう。



朝の声掛けについて

 朝起きてこないお子さんに声を掛ける際は、起こして目覚めさせることを目的としてではなく、様子をうかがうくらいのつもりで行うのがいいと思います。朝起きが出来ないお子さんを無理に起こすということはかなりの苦痛を与えることになります。
 症状の経過によって声を掛けたときの反応の仕方が違ってきますので、改善の度合いの一つの目安になると思います。
 例えば、まだ症状が重い場合は、まったくと言っていいほど声掛けに反応しません。次に少しだけ返事をしたり何らかの反応を起こすが、本人は全く覚えていない。次に返事もするし声を掛けられたことを覚えている。といった感じで反応の仕方が変化していきますので、起立性調節障害そのものの改善度合いを推し量ることができます。


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