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横浜市港北区、日吉、綱島、高田駅エリアの鍼灸院です。

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〒223-0066 横浜市港北区高田西2-10-12-1

起立性調節障害について...

発症年齢は?...10歳から16歳で、小学校高学年から高校生位までです。

発症頻度は?...頻度の高い疾患です。有病率は小学校では全体の約5%、中学校では約10%、男女比はおよそ1:2で女子の方が多くなってます。

主に自律神経の働きに狂いが生じることで、様々な症状が現れます。健康な人は、朝になると身体にONのスイッチが入り血圧があがり活動できるようになります。しかし、この病気に罹ると朝になっても中々ONのスイッチが入らず、身体を起こすことが出来ない状態になります。またその為に様々な症状が出現します。

保護者の方へ...

 この病気の特徴である、朝なかなか起きられない。一日中ごろごろして、夕方になって元気になり、逆に夜には寝付けないという悪循環。そのため学校を欠席したり引きこもりがちになります。
 一見その子の心掛け次第でどうにかなるのではないかと、思ってしまうこともあると思います。

 その病気の症状には、その病を治すための意味が必ずあります。例えば風邪で熱を出すのは身体の中のウイルスを殺すためです。高熱を出した後の子供は食事も摂らずに、まさに死んだように眠ります。眠ることで身体を回復させるためです。お子さんが起きられないのは、その病気の原因を解決するために寝ることが必要だから朝になっても起きずに寝ているのです。

 発症する時期がちょうど第二次性徴が始まる時期でもあり、身体的にも精神的にもとても変化の大きい時期です。その変化に身体が付いていけない為に自律神経の働きに狂いが生じ、様々な症状が発症して来るのです。


症状について... .                   m

  • 朝に起きられない。眼が覚めても身体を起こすことが出来ない。
  • 午前中は体調がすぐれない。
  • 夜、なかなか寝付けない。
  • 食欲不振。特に起床後は気分が悪くて食べられない。
  • 立っていると気分が悪くなる。酷いと立っていられない。
  • 頭痛、めまい、立ちくらみ
  • 腹痛がある。
  • イライラ感、集中力、思考力の低下。
  • 動悸がする 疲れやすい 乗りもの酔いが酷い
  • 様々な環境の変化に付いて行くのが困難


治療について...                             m

  現代医学では出現する症状、それぞれに対して薬が処方されます。例えば、血圧を上げる薬や抗うつ剤、頭痛薬、下痢止めなどが処方されることが多いようです。しかし根本解決にならないので中々治療効果を上げることが出来ていません。

 当治療室の経絡治療は自律神経をはじめ、病の根本的な部分を治していくことが目的になります。

 この病気に罹られるお子さんはとても外部からの刺激に敏感です。出来る限り優しく身体に働きかける施術を心掛ける必要があります。主に鍼の施術を中心にし、必要であればお灸を補助的に使います。
 使用する鍼は、小児用の刺さない鍼を用います。


 < 治療例 小学校6年生の女の子>

 - 施術についての感想 -
 お腹の調子が悪くなることからはじまりました。毎日お腹の調子が悪くなり、食欲が全くなくなり大好きなお菓子すら食べなくなりました。朝は気分が悪くて起きられず、夜はなかなか寝られず、何日も学校を休み、修学旅行も行けませんでした。「起立性調節障害」と診断され、薬を処方されましたが、良くなるきざしが見られず、わらにもすがる思いで村上先生に電話をしました。「子供の鍼灸」「鍼をささない」いろいろなところをさがし、先生のホームページにたどりつき、行ってみようと思ったのですが、やはり少し不安でした。でも治療室から赤ちゃんを抱いて出てこられたお母さんを見て、赤ちゃんでも大丈夫なんだと安心したのを覚えています。
 実際に治療を受けた娘は「先生がやさしくさわるだけなのに、なんだかすごく気持ちいい、毎日でも来たいぐらい」と言い、週2回通ってます。
 ある朝、「おはよう」と起きてきました。「お腹がすいた」と言うようになり、学校に行かれるようになり、まったく食べられなかった給食も友達と楽しく食べ、秋の大運動会も元気に参加しました。学校のあと塾にも行かれるほど体力が戻ってきました。先生には本当に感謝しています。
 そして娘はこれからも通い続けてもっともっと元気になりたいと言っています。

<コメント> はじめて来院されたときの様子は、とても痩せていて顔色が悪く表情も乏しい、やっと起きているという感じでした。
 この病気の特徴は身体を動かす為の「陽の気」が不足してしまうところに原因があります。その陽の気を補う様な治療を週に2回のペースで続けました。2ヶ月を過ぎたころには食欲も出て来て顔色も良くなり、学校にも行けるようになりました。
 こういった患者さんに必要なことは焦らないこと、無理をさせないこと、そして周囲の理解が何よりです。患者本人の精神的な安定にも繋がり、経過にも影響があります。この患者さんの症例は比較的順調に経過を辿っていったケースです。

<治療例 小学校5年生の男の子> 
 - 施術についての感想 -
 夏休み明けに数日登校してから、朝になると頭痛、腹痛、吐気がすると言い始め、登校できなくなりました。
 大学病院で検査をしたところ、検査結果に異常はなく、起立性調節障害と診断されました。(後に起立検査での異常がなかった為、心身症との診断に変更)
 漢方薬での治療を受けていたところ、インターネットの検索で治療室のことを知り、9月末に一度行ってみることにしました。
 正直なところ親の方は当初その効果には懐疑的だったのですが、子供の方が、痛くないし、何だかすっきりすると、とても気に入ったので、続けて通院することにしました。およそ週1回のペースで診て頂きました。
 10月3週目から学校に連続して行けるようになりました。(それまでは10月始めにあった宿泊学習には参加しましたが、ほとんど不登校の状態でした。)
 通院は11月下旬で終了となりましたが、その後調子を崩すことなく、学校にも行けています。
 早い段階ではり治療に出会い、効果が得られたことに感謝しております。その節は大変お世話になり、ありがとうございました。

<コメント> はじめて来院されたときは顔色が悪く、とても辛そうな表情をされていました。呼吸も浅く、身体全体が緊張している様子で、睡眠も上手く取れていない感じでした。身体的な苦痛はかなりあったと思われます。
 約2ヶ月の治療期間で治癒したのは、症状が出てから早い段階で治療を始められたのも大きな要因であると思います。
 医師から診断を受けてからは無理をさせず治療に専念させたのも経過が良かった要因と思います。

脉診流はり灸専門
 村上はりきゅう治療室
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