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横浜市港北区、日吉、綱島、高田駅エリアの鍼灸院です。

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夜尿症(おねしょ)
 
 
 

はじめに お子さんへの接し方...    

 「おねしょ」はとてもありふれた子供の症状です。しかし中々気軽に他人に相談できず、他のお子さんはどうなのか、ということも分からず非常に悩みます。
 しかし、本人にとって夜尿症自体に苦痛や問題がある訳でなく、おねしょによって学校生活や本人の自尊心が傷付いてしまうことが問題になります。

 幼児期のおねしょは身体が発達の途上ですのであって当り前、問題ありません。5〜6歳を過ぎても頻回におねしょをする場合は、自立に向けての発達に遅れがあるということで、「夜尿症」ということになります。

 年齢ごとの夜尿症の子どもの割合です。
2歳/約50% 6歳/約10% 8歳/約8% 10歳/約5% 16歳/約2% となってます。
例えば、10歳で5%と言うと、クラスに2~4人はいるということになります。意外と多いと思われると思います。それくらいありふれた症状なんです。

 夜尿症のお子さんへの接し方は 1、起こさず 2、焦らず 3、叱らず が3原則になります。
 1 起こさず 夜中に起こしてしまうと、睡眠のリズムが崩れるので、夜間のおしっこの作る量を調整するホルモンがうまく分泌されなくなることがあります。

 2 焦らず あくまで社会生活を送る上で不都合があるので病名が付いていますが、多くは発達の遅れです。ある程度は時間のかかるものです。修学旅行など、その時その時の状況に応じて対策をすれば、何も問題はありません。おねしょが無かった日は「よかった」とご本人と喜んであげればいいと思います。

 3 叱らず 本人の意思ではどうしようもないことです。叱ったからと言って治るものではありません。

夜尿症の原因について      

 夜尿症の原因については「子供の性格」とか、「しつけの問題」とか言われたりしますが、これらは夜尿症の原因とは関係は無いと言えます。ストレスに関して言えば、半年から1年ぐらい無かったものが、急に始まった場合はストレスも疑う必要があると思います。

夜尿症はいつ治るのか      

 夜尿症がいつ治るか。一番知りたいところだと思います。多くの場合、第二次性徴を迎える12歳ごろには自然に治ってくるものですが、稀に成人まで続くこともあります。

夜尿症のタイプ...

夜尿症には大きく分けて3つのタイプがあります。夜尿症のタイプを知ることは治療を進めていくうえで大変重要になってきます。

 1、多尿型... 夜寝ている間におしっこがたくさん作られてしまうタイプです。主におしっこを沢山作らない為のホルモン(バゾプレッシン)が適切に夜間に分泌されていない為に起こる夜尿症です。
低身長傾向 *第二次性徴遅延 *習慣性の多飲の傾向がみられます。

 2、膀胱型... 膀胱のおしっこの溜められる量が少ない為にすぐに溢れ出てしまう為に起こる夜尿症です。このタイプのお子さんは昼間もパンツが濡れてしまっていることがあります。また、昼間はおしっこを溜められるのに夜間になると溜められない「解離型」というのがあります。
頻尿 *昼間遺尿 *冷え症

3、混合型... 多尿型と膀胱型が混合したタイプです。

夜尿の頻度と経過について...   

 夜尿の頻度については、1、週に1回から数回 2、毎晩 3、毎晩2回(寝入りばなと明け方)とありますが、重症度は3>2>1の順になりますし、治療期間も長くなります。

 経過の見方... 
 どうしても今日は夜尿症があった、無かった、量が多い、少ないで判断しがちです。確かに重要なことではありますが、夜尿をする時間帯も非常に経過をみていくうえで重要になります。
 
おしっこを貯められない子はどうしても寝入りばなや早い時間帯に夜尿をします。それが貯める量が増えてくると夜尿をする時間帯が少しずつ遅くなってきます。2回するお子さんは寝入りばなの夜尿が遅くなって、明け方の夜尿が無くなるか、量が減ります。

夜尿症の鍼灸治療...

 鍼灸治療をするにあたって、夜尿症のあるお子さんの特徴として 1、冷えてることが多い。2、成長が遅い傾向がある。これを東洋医学的に考察すると、腎と膀胱のバランスが良くないということになります。また、肝は生殖器を司りますし、肺は排尿を司ります。これらを考慮に入れて診察し、ツボを決定し施術します。お灸は適宜必要に応じてお腹や背中を温めます。

使用する鍼は刺さない小児鍼です。(写真上)
お灸は柔らかい温かさです。(写真下)

治療期間と治療頻度について
 夜尿の量や、頻度、年齢が大きく関わってきますので、一概には言えませんが、あくまで目安として週に1~2回で3カ月は必要と考えます。治療の主な目的が体質の改善であり、体質の改善には3カ月は必要と考えるからです。経験上からもそれくらいを目安として頂くと良いと思います。

                     

脉診流はり灸専門
   村上はりきゅう治療室
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